前々回のブログの「８回目のブレオマイシンの手術」の退院後の話です。
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この時の入院は約１週間で、入院した病棟では RSウイルスが大流行しておりました😭
娘の退院直前に同じ病室でRSが出てしまい、濃厚接触者のまま退院することになりました。
異変に気付いたのは、退院３日後の朝でした。
娘は気管切開をしており、気管に入っているカニューレが動くことで咳き込むことがあるのですが、その日はいつもより咳き込むことが多く、１度むせると止まらないような感じでした。
普段は１時間に１回程度・少量の痰吸引も、咳き込むたびに必要で、多量。明らかにいつもと違うと感じました。（痰の色はいつも通りでした！）
幸い熱はなく、酸素の値や心拍も異常なし。
ただ、私には一つだけ心当たりがありました。
実はこの日の前日、お風呂で支えていた手が滑ってしまい、気切孔にお湯が入ってしまいました😔
そのため、この時の私は、RSよりも誤嚥性肺炎を疑っていました。
病院に連絡し、救急で診てもらえることになり、タクシーか自家用車でとても悩みましたが、私は自分で運転して行くことにしました。
理由は、
- タクシーを呼んで向かうよりも、自分で今すぐ運転して向かったほうが早い。（田舎なのでどれくらいでタクシーが来るか読めない🙃）
- 入院になる可能性もあるので、そのための荷物を含めると、とても１人では持ちきれないし、院内を移動することが無理そう。
- こういう時のために、家から病院までの緊急停止場所は把握済み。痰の吸引のために止まることができる。
- 👧🏻が車移動中に泣いたことがない、むしろ大人しいので、痰の吸引のために停車しとことがない。（１時間半くらいは吸引なしで移動できることを確認済み）
- 最近は色々なものに興味が出てきて、自由に動きたい気持ちがあり、長時間抱っこしていると泣いて嫌がるため、タクシー乗車中は痰吸引のオンパレードになると予想。
これだけの理由があったので、すぐ判断して病院に向かいました。
救急車を呼ぶほどでもない時の体調不良って、決断の連続ですね。
病院についても、体温やモニターに異常はなく、とりあえず無事に病院に連れてこれたことに安心しました。
そして、当直の先生にRSの濃厚接触者であること、前日の事故が心配ということを伝えました。
血液検査の結果は、RSウイルスが陽性。レントゲンの結果は、誤嚥性肺炎はなし。院内感染によるRSウイルスで、前日の事故は関係なしと言われました。
後々👨🏻に聞いた話だと、「前々日から咳や痰が少し多かったかもしれないけど、気のせいかなという程度」とのこと。
確かに、普段から咳をする👧🏻の体調不良を見抜くのは難しいと思いました。
👧🏻はそのまま入院することになり、念のため持ってきた荷物が役に立ちました。
感染症であることや気管切開をしていて呼吸器が弱いこともあり、HCUに入院することになりました。
唯一悲しかったのは、面会時間が制限されていること。でも、それだけ徹底して感染対策をしているということ。院内感染だったので少し不安もありましたが、ここなら安心して預けられると思いました。
👧🏻のその後の様子・・
入院した日の夜、発熱
↓
深夜から呼吸状態が悪化、人工呼吸器装着
↓
常に３９〜４０度、解熱剤を使って３８度くらい
高熱は３日間くらい続きました。
「早めに受診したから悪化にもすぐに対応できたけど、その日の夜まで受診を迷っていたら救急車だったよ」と看護師さんに言われました。
とにかく、なんか変！って思ったら、訪看さんや病院に相談することが大切だなと感じました。
４日目からは、少しずつ呼吸器のレベルを下げることができました。でも、なかなか人工呼吸器を外す許可が出ず、、、
というのも、👧🏻の呼吸数が頻回らしく、人工呼吸器を持ち帰るという話まで出てしまい、退院が見えない日々が続きました。
私としては、人工呼吸器を持ち帰ること自体に抵抗はなく、むしろ何かあった時のために持っておくのはプラスかも？と思いましたが、うつ伏せをするようになった👧🏻に人工呼吸器をつけることは不可能に近いと感じ、持ち帰っても意味がないと思う、と伝えました。
主治医も今すぐ必要というわけではないと判断して、この話は終わりました。
でも、この話が終わっても呼吸数が多いことが引っかかり、なかなか退院できず、結局３週間弱の入院になりました。
ここまで長引くとは、、、RS怖い、、、
母親の勘は当たるとよく聞くけど、当たる当たらない関係なく、とりあえず相談する、受診するということを心がけようと思いました。
特に呼吸器に影響が出る👧🏻は、少しでも早く病院に行ったほうが、本人が苦しむ時間が少なくなります。
これからも落ち着いて判断できるように、緊急時に備えようと思いました！
