仕事は午前休をもらって、検診に行きました。
紹介された病院はとても大きくて、緊張しました。そして、1人で検診に来たことに後悔しました。
病院には、走り回る子、車椅子に乗る子、さまざまな子がいました。
もしかしたら、自分もここに母親として来るのかなとぼんやり考えました。
そして、いざ産婦人科へ!
初診の妊婦はそれはそれは待たされる、、1時間ほど待つとやっと名前を呼ばれました。
今までにないくらい長いエコーをしました。
やっぱり顎の腫瘍はありました。
この数日でなくならないかな〜とかいう甘い考えは打ち砕かれました。
全ての診察が終わり、先生の診断は、
“リンパ管腫”
でした。
ショックだったのは病気だけではなくて、
・胎児のうちに亡くなってしまうことがある
・染色体の異常を持って生まれてくる可能性がある
・自発呼吸がおそらく難しく、出産後すぐに挿管が必要
・挿管がうまくいかず時間がかかると、最悪亡くなってしまうことがある
頭真っ白すぎて、何も考えずに「はい」って返事していました。
帰り道、緊張が解けてとてもお腹が空いて、1人でとんかつ屋に行きました。なんかもう周りの目とかどうでも良いわって。
夢中で食べました。
食べる手を止めると涙が出そうだったので、一気に食べました。
この後、仕事に戻って、いつも通り仕事をしました。考え込む時間がなかったことが唯一の救いでした。
この日を境に、👧🏻の病気のことを毎日考えるようになりました。
楽しみよりも、不安、そして申し訳なさ。
健康に産んであげられない責任は自分にあるんじゃないかと、自分を責めました。
次に続きます。